Interview 先輩社員の声

自分の発言や行動によって、多くの人たちに笑顔を提供したい。

株式会社ケン・ホテル&リゾートホールディングス ハイアットリージェンシー那覇沖縄 ※取材当時 岡本 麻里 Mari Okamoto

2015年入社
政治経済学部 経済学科卒
ホテル事業 / 総合職

自分を成長させてくれる
環境を選んだ

高校生のときに1年間の海外留学を経験し、英語を話せるだけではなく、何を話すのかが重要だと感じて、専門性を身につけるために経済学科に進みました。金融系のゼミに所属し、卒論のテーマは確定拠出年金。個人の目線で金融資産に対する意思決定がどのように行われるのかを研究していました。また、フリースタイルバスケットとサルサダンスという、2つのパフォーマンスサークルに所属し、多くの個性的な人たちと触れ合いながら、精力的に活動していました。また、街の小さな不動産会社で事務のアルバイトをする機会があり、当時、その会社としては初めての自社物件を建てるというプロジェクトが動いていて、そのプロセスに関わったことで不動産業に対する興味が芽生えました。就活にあたっては、金融系や不動産系をはじめ、多くの会社との出会いがありましたが、自分のなかで働くという実感が伴わないままに、時間だけが過ぎていきました。しかし、ある合同説明会でKENと出会い、衝撃を受け、不動産ビジネスを経験できることに加えて、英語が生かせる環境がある点に惹かれていきました。大規模なプロジェクトを数多く手がける会社も見ていましたが、英語が使えることと、自分の成長速度を考えて、KENを選びました。自分の強みを生かして、自信を持って働いていけるのは、この会社しかないと思いました。

自分の仕事の影響力を実感

入社して、最初の2年間は、外国部で外国人向けの賃貸営業を経験しました。日本に赴任する外国人のお客様に、生活の拠点となる住まいを提供するという仕事です。加えて、大手法人が保有する物件の賃貸管理をするという仕事も担当するようになり、仕事の幅も広がっていきました。その後「プレミア・ビューティ・アンド・スパ」というエステティックサロンを運営するグループ会社に出向し、社長補佐として仕事をすることになりました。社長補佐という新たなポジションで、自分には何ができるのか、どう動くべきなのかを探りながら、人事、労務管理関連の業務を学んでいきました。特に手応えを感じたのは、賃金テーブルの改定を通して業務改善を行うというミッションでした。役員や人事担当と一緒になって、テーブル案の検討や試算、関係する制度の見直し、運用への落とし込みまでを一貫して担当しました。その結果、明らかに社員の働き方に変化があらわれ、その表情も生き生きと輝いて感じられるようになりました。自分の仕事が、会社全体にどのような影響をもたらすのかを実感し、社長補佐という仕事の存在意義を身をもって理解することができました。

ホテル事業全体を牽引する

現在は、株式会社ケン・ホテル&リゾートホールディングスのホテル事業部に出向し、ハイアットリージェンシー那覇沖縄のホテル総支配人(GM)補佐として仕事をしています。とはいえ、ホテル業に携わるのは初めてのことなので、実際のオペレーションを学ぶために、レストランでの接客やハウスキーピング、ゲストサービスの業務を経験しているところです。これらの業務と並行して、補佐としての業務も進めています。これまで感覚レベルでしか把握されていなかったそれぞれの社員のスキルや次に獲得すべきスキルを可視化するためのスキルチェックシートの策定や館内案内の改訂に取り組んでいます。ホテルは24時間365日、ノンストップで動いています。そして、ホテル運営は、さまざまな役割を担う数多くの人たちによって支えられています。私たち補佐の仕事は、ホテルのマネジメントを担うGMとそれぞれの現場で働くスタッフたちの間に立って潤滑油的な役割を担うことだと考えています。そのために、スタッフ一人ひとりとのコミュニケーションを大切にして、GMが掲げる理念の浸透を図っていかなければなりません。自らインプットした知識や情報を、周囲の人々に働きかけ、共有するために、アウトプットすることの大切さを意識して、業務にあたっています。ハイアットリージェンシー那覇沖縄を、KENのホテル事業を牽引するホテルに育てていきたいと思いますし、何よりもここで共に働く人たちに、喜んでいただけるような施策を考え、実行していきたいと考えています。

必要とされている場所で、最大限の貢献を

自分が動くことによって、プロジェクトが前進する。それによって会社の雰囲気が良くなり、働きやすくなる。業績が上がっていく。自分の仕事が、周囲に影響をもたらすことの手応えを実感できるのも、一営業員に留まらず、与えられたチャンスを生かして、新たな仕事にチャレンジしてきたからだと考えています。自分が必要とされている場所で、最大限の貢献をしていこうと意識してきたからこそ、それぞれの仕事を楽しむことができたのです。KENには、一人ひとりのポテンシャルを引き出し、大きく伸ばしていく環境があります。そのなかで自らの能力を磨き、育てながら、より大きな存在感を示すことができたらいいなと考えています。私には、自らが組織を持ってビジネスを推進したいという密かな目標があります。まだまだ遠い道のりだと思いますが、新たな事業で存在感を発揮するための処理能力、適応能力、ビジネスの反射神経、人を説得する力を磨き、目標に向かって歩み続けたいと思います。

挑戦を、いとわない会社

KENグループは、不動産事業を基盤としながら、ホテル事業、太陽光事業、エンターテインメント事業、エステ事業を推進し、さらには航空機事業、音楽事業へと裾野を広げています。これらの事業が互いに関連し合いながら、グループとしてのネットワークを広げているところに、KENの強みがあるのだと考えています。そして、若手でも責任とやりがいのあるポジションで活躍することができるのが、KENの魅力だと感じています。経験したことのない業務にも果敢にチャレンジすることで、新たな道が開かれると思いますし、将来への選択肢も広がります。常に挑戦する気持ちを忘れずに、一緒に、KENグループを成長させていきましょう。

※内容はすべて取材当時のものです