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国内部 小島 隆寛 立教大学 社会学部 現代文化学科 2020年入社 住宅賃貸営業(日本人担当) 総合職 外国部 有田 知世 青山学院大学 文学部 フランス文学科 2020年入社 住宅賃貸営業(外国人担当) 総合職 企画部 岩垂 芳佳 東京理科大学 大学院 工学研究科 2019年入社 企画開発コンサルティング 総合職 住宅営業部 鈴木 綾 慶應義塾大学 経済学部 経済学科 2019年入社 住宅売買営業 総合職

入社2年目および3年目の若手社員が、座談会形式で実施した飾ることのない本音トーク。
就活中のみなさんにとって最も身近な先輩たちが、どんな想いで社会人生活を送り、
どのような姿勢で仕事と向き合っているのか。そんなリアルな姿を読み解いてください。

※所属部門や内容は取材当時のものです

ケン・コーポレーションとの
出会いは?

岩垂
みなさん、おつかれさまです。本日は、私たち2019年入社の二人と2020年入社の二人による座談会になります。それぞれ所属する部署も異なりますので、気になること、聞いてみたいことがあれば、自由に質問してくださいね。それでは、小島くんのKENとの出会いについて聞かせてください。
小島
はい。実は僕、アナウンサーを目指していたんです。放送研究会というサークルに所属し、自分たちで制作した番組のなかで話したり、カメラやミキサーなどの機材の操作なども経験しました。ただ、トーク力に自信が持てずにアナウンサーへの道は断念。就職にあたっては、建物や街を見に行くのが好きだったこともあって、不動産業を中心に活動しました。KENの存在は、父が不動産会社の野球部に所属していて、その対戦相手として聞いていました。
有田
私はカナダへの留学経験があり、日本でも留学生のチューターとして、生活支援の活動を行ってきました。彼らの帰国時に「おかげで日本での生活を楽しめた」と感謝されたことから、学んできた英語を活かして海外から来日された人々の生活を身近で支えられるような仕事をしたいと考えるようになりました。留学経験者向けの就活イベントでKENと出会い、そこには私が思い描いてきた仕事ができる環境があると知りました。
岩垂
小島くんの出会いは、ちょっと意外だな。就活をはじめるまでKENの社名さえも知らなかったという人も多いでしょ。でも、有田さんとは少しリンクしている。私も留学生に日本の文化を感じてもらえるようなイベントを開催したりしていたから…。
有田
そうなんですね、岩垂さんは建築を学ばれたと聞いていたので、その関係で入社されたのだと思っていました。

岩垂
住宅へ興味から建築を学ぼうと思ったのだけれど、設計事務所やゼネコンに進もうとは考えなかった。3歳から6歳までをイギリスで過ごし、帰国後も英会話のレッスンを10年間続けてきたから、英語を使える仕事に就きたいと思った。母が日本語を教えていた外国人が、KENにお世話になったと聞いていたので、詳しく調べてみることにしたの。鈴木くんは、どうだったの?
鈴木
僕は、60人ほどの規模の野球サークルに入って、その代表も務めた。そこで学んだのが、コミュニケーションの大切さなんだ。60人のメンバーのモチベーションを保ちながら、一つの目標に向かうためには、個々のメンバーが何を考え、どうしたいと思っているのかを把握することが必要だからね。そうして磨いてきたコミュニケーションのスキルを活かせる仕事は何かと考えたときに、不動産会社の営業職が浮上したんだ。東京育ちなので「KEN」という看板を目にする機会は多かった。就活サイトでも見たことあるなと気づいて調べてみた。それが出会いかな。

ケン・コーポレーションを
選んだ決め手は?

鈴木
調べてみると、高級不動産に特化した会社で、普段ならお会いできないようなハイエンドの方々と仕事を通じておつきあいできることがわかった。それと住まいというのは、誰にとってもそうだけど「帰ってくる場所」でしょ。それを「帰ってきたい場所」にしたいと思った。そんな魅力のある住まいを提案できるのはいいなと思ったんだ。
小島
僕も、高級不動産を扱っている点には注目しました。不動産について深く高度な知識をお持ちのお客様に対応するためには、より専門性の高い知識を求められるはずですし、そうしたお客様とのおつきあいを通じて、不動産のプロフェッショナルへと成長できるのではないかと考えました。でも決め手になったのは、説明会のときに見せていただいたクリスマスパーティ(社内イベント)の動画でした。その楽しそうな雰囲気に魅せられて「僕に司会をさせてください」と言った覚えがあります。

有田
私の場合、メーカーや商社など、海外との接点がある業種を中心に見ていました。確かに海外との取引に関連した業務を行う部署なら、外国人とやりとりする機会は多いと思うのですが、その方の日常生活にまで関わることはありません。外国人の生活を身近で支えるという意味で、その最初の出会いからコミュニケーションを重ねて、生活の拠点となる住まいを提供する仕事は魅力的だなと思いました。
岩垂
KENの仕事は、まさにその想いを叶えられる仕事だね。私も有田さんと同じように考えてKENを選んだ。かつ私の場合は理系で、建物を身近に感じていたので相性がいいのかなとも思った。多くの人たちとコミュニケーションをとりながら、信頼を築き、その信頼に報いるようなサービスを提供したい。そう考えると、選択肢はKENしかなかった。

現在、担当している仕事について

小島
国内部では、港区、渋谷区、千代田区、中央区などの都心エリアの賃貸物件を取り扱っています。主に日本人のお客様からの問い合わせや社内外からのご紹介に対応して、それぞれのお客様のご要望にふさわしい物件を選定し、それぞれの物件をご案内し、ご契約から入居後のサポートまでを担当しています。先輩たちからいただいたアドバイスのなかで最も大切しているのは「契約までがすべてじゃない」という言葉。契約、そして入居されるまでに築いたお客様との関係を、その後さらに太いものにしていく術を、先輩たちは常に研究し、努力を重ねています。
有田
私たち外国部でも、入居の立会い、引き渡しまでを担当していますし、その後の関係性を大切にされている方は多いですね。入社当初は、そこまでやるのかと驚きましたが、先輩たちは平然と「それをやらなければ他の業者さんと一緒でしょ」と…。KENでは、それがスタンダードなんです。
岩垂
外国部のお客様の多くは、はじめて来日される方が多いので、日本での契約の流れなどを十分に理解されている方は少ないのでしょう?
有田
そうですね。免許の更新や住民票の取り方もわからないので、一緒に手続きに行くこともありました。そうしてお客様に寄り添うことで互いに通じ合い、信頼が生まれるのだと思います。ご案内を重ね、距離が縮まるとともに、信頼してくださっていることを感じ、どうしてもこのご家族の新居を私が探したいと思ったことがあります。そのご家族がご入居になってしばらく経ったある日、直筆の手紙が届きました。近況の報告と感謝の言葉をいただき、心が温かくなりました。
鈴木
いい話だね。お客様の笑顔や感謝の言葉は、僕たちに勇気とエネルギーを与えてくれる。僕が所属する住宅営業部は売買仲介を担当する部署。人生でも大きな決断となるから、時間をかけて慎重に選ばれる方が多いんだ。
僕が以前担当していたお客様で、初めてお問い合わせをいただいてから約1年間かけて一緒に物件を探し続けた方がいたのだけど、長い時間をかけた分、最終的に最適な物件を提案できた時は嬉しかったなあ。ただ単にお客様のご要望に合わせた物件を探すだけではなくて、周辺のマーケットも調べることで提案に深みを持たせたことが成約に繋がったんだと思ってる。
お客様の資産となるものをご提案するのだから、これからもお客様にとって最良の選択となるようサポートしたいと思っている。岩垂さんは企画部でいま、どんな仕事を担当しているの?
岩垂
大きく4つあって…。まず住宅のコンサルティング。これはKENが取り扱う賃貸住宅のオーナー様や一般のマンションディベロッパーに対して、新築や建替物件の間取りや内装、設備などの仕様や価格設定、マーケット動向などの助言を行う仕事。2つ目は、横浜に来年開業予定のサービスアパートメントの立ち上げ。KENグループ初となるプロジェクトに参加して、主に内装仕様の相談、客室内備品の調達、リーシング資料の作成などを行っているよ。その他には、金沢、沖縄に開業予定のホテル開発、KENの賃貸住宅や現在のマーケット動向などをまとめた書面を作成するレポート業務にも携わっているんだ。

鈴木
それらを全部、一人で?
岩垂
実感としては、まだまだサブ担当としての立ち位置だと思う。それぞれのプロジェクトが大きいので、すべてを一人で考えるわけじゃないけれど、与えられたテーマに沿って自分で考えて、レポートをつくって、最終確認をとっていく。主体的に行動できているという感覚はあるかな。外国部時代に、高級賃貸物件を数多く見てきた経験が、いまにつながっていると思う。
小島
主体的に動けているのは、すごいですね。
有田
外国部での経験が、そんなふうに次につながっていくんですね。私も目の前のお客様の声をきちんと受け止めて、それらを将来につなげていけたらと思いました。

その先の将来を見据えて

岩垂
まだ企画部に異動してきて間もないので、当面は、担当しているプロジェクトの流れを把握して、それぞれを完遂させることが目標かな。そして、その先には、多くの先輩たちがそうしているように、任されたプロジェクトを自分のゴーサインで動かせるようになりたいと思っています。
鈴木
売買の仲介というのは、マンション、戸建、土地、投資用…と、勉強することがたくさんある。まだ扱ったことがないものや自信のない案件もあるので、まずは売買のプロになるために、多くのことを経験し学んでいきたい。そして、賃貸、オフィスなど他部署との横のつながりを大切に、紹介したり、紹介してもらったりできるようになりたい。自分のお客様から多くの案件が生まれ、他部署にも影響を与えるような存在になることが長期的な目標かな。
小島
僕は、せっかく不動産業界にいるのだから、不動産のプロフェッショナルと呼ばれる存在になりたいですね。KENは、総合不動産業なので、仲介、売買、企画と多くの仕事を学べるので、それぞれに専門性を高めて、小島に聞けば、何でもわかるようになることが目標です。
有田
私は現在、お客様担当として、物件のご案内、ご契約を行うという業務に専念していますが、来年は3年目になるので、業務の幅を広げて、物件担当としてオーナー側のサポートを行う業務を担当できるようになりたいと考えています。オーナーさんと借り主さん、双方の視点を理解できるようになることで、両者がWin-Winになるような仕事にしていきたいんです。それと、数字にはこだわりたいと思っていて、同期のなかでは一番をとりたいです。絶対に。

就活生に向けたメッセージを

岩垂
KENには、一人ひとりの意見や考え方、仕事のスタイルというものを尊重するという風土があると思うの。それぞれが自分の考えを持って主体的に動くことが求められるのだと思うし、OB訪問などを通して、そんなKENの風土や環境が自分に合っているなと感じたら、そういう感覚を大切に入ってきてほしいと思う。
鈴木
若手でも数多くのいろんな案件に携わることができて、それに自分の考え方を反映させられるというのが、KENの魅力だと思う。取り扱う金額も大きく、それぞれの業務自体にやりがいがあり、そこに自分の意志や想いを反映させられる環境は、なかなか手に入れられるものではないから、そういう仕事がしたい人は是非!待っていますよ。
小島
明るく、前向きが僕のモットー。ミスをしたりして凹むこともあるだろうけど、それを跳ね返すような前向きな取り組みが、結局は自分のためになっていく。ピンチこそチャンス!そんな想いをもって前向きに取り組める後輩と、一緒に仕事がしたいです。
有田
不動産というひとつの軸をもとに、総合的、多角的に見られる会社だと思いますし、そのフィールドも幅広い。自分次第でチャンスを切り拓くことができる環境があります。就活では、自分の軸をしっかり持って、納得するまでやり切ることが大切だと思います。その軸がブレなければ、最終的には自分が目指したところに立てると思うので…。頑張ってください。

※内容はすべて取材当時のものです