Story Vol.2 企画部インタビュー

素材・デザイン・運営企画、三つの要素で成功するリノベーションを実施

東京都文京区に位置する12階建てマンションの最上階住戸。100m2以上の広さがありながら、経年によりその魅力を失いつつあった住まいが、ケン・コーポレーション(以下KEN)・設計事務所のエリアデザイン・建材メーカーのサンワカンパニーの3社で実施したリノベーションにより生まれ変わりました。
今回、サンワカンパニーの方からインタビューを受け、「収益力のある住宅を作るために重要なポイントは何か」という疑問について、今回のプロジェクト運営を担当したKEN企画部が回答しました。

東京都心部の住宅市場について、最近の状況を教えてください

近年、東京都心部では住宅供給戸数の増加に伴い、大手不動産会社が手掛けるマンションデザインが画一化し、入居者の皆様にとって違いが見えにくくなってきています。また、築年数を重ね長期空室となっている賃貸住宅の収益改善をしたいというオーナー様が増えています。

KENの場合でも、今回のようなリノベーションのご相談を受ける機会が以前より格段に増えました。リノベーションによって収益力のある住宅を供給し、市場を活性化させることも重要な事業のひとつとなってきています。

今回リノベーションしたのは、東京メトロ丸ノ内線『茗荷谷』駅から徒歩7分の好立地に位置する12階建てマンションの一室。 3LDK 、111m2のゆったりとしたつくりです。全住戸南向きで、周辺には学校が多いファミリー向きの住環境です。

リノベーション住宅の賃貸事業において、KENの強みとなる部分は何でしょうか?

一番の強みは40年以上に渡り、東京都心部の高級賃貸に特化し事業を展開してきた実績とノウハウのストックです。長い間蓄積してきたマーケットデータを基に賃料相場から適正なリノベーション費用を算出することや、物件に見合った仕様・グレードをご提案しています。マーケットに合った商品企画・収支提案を行うことで、リノベーションを実施した賃貸住宅の収益性の向上や安定した稼働維持を実現しています。

壁・水まわりの設備は白を基調とし、床・壁・建具は置き家具が調和しやすく、かつスタイリッシュに見えるアッシュ系のカラーリングでコーディネートしています。

リノベーションによって収益力のある住宅を作るために重要な要素はありますか?

まずは、数ある物件の中から『ここに住みたい』と思わせる何かが必要です。入居希望のお客様が物件に訪れた時に『ここは他と違うな』と感じていただかなくてはなりません。そのためには、空間デザインが非常に重要となってきます。今回のプロジェクトでも、他の物件とは一線を画した空間作りをするためにデザイナーを起用し、いかに洗練された個性を出していくかを考えました。ファミリー層がターゲットだったため、『幅広い方に受け入れられつつも印象に残るデザインにしてください』とデザイナーの方にお願いしました。

落ち着いた色調の土間タイルやフローリングと、白い壁とのコントラストが洗練された印象を醸し出すエントランスホール。
収納力のあるトールタイプのシューズボックスも、玄関の表情を美しく保てる理由のひとつです。

今回、なぜサンワカンパニーの商品を採用したのでしょうか?

ポイントは「デザイン」と「明確なコスト」。この2つが備わっているため採用させていただきました。サンワカンパニーの商品は全体的にデザイン性が高く、例えばタイルを使うとモダンになりすぎずに高級感が出て空間の質を引き上げることができます。また、コストも明確でコストパフォーマンスの良い商品が多いため、オーナー様にとってもリノベーション費用を想定しやすい点が強みになると思います。
通常の売買のリノベーションと違い、賃貸事業は収支を重視しなければならないため、賃料とリノベーション費用のバランスが重要になります。コストを抑えながら高級感を出すことは一見難しいと感じるかもしれませんが、今回のプロジェクトのようにやり方次第で実現可能です。デザインの画一化が進む中、サンワカンパニーの商品ならコストの面だけでなく、デザイン面でも個性や高級感が演出できるので、今後も是非採用させていただきたいと考えています。

オープンな対面式とすることで、小さいお子様がリビングで遊んでいてもキッチンに立つ大人の目が届きます。
バスルームはホテルライクなくつろぎを演出。開放的なガラスドアも、デザイナーズマンションらしいエッセンス。

企画部からのコメント

最先端の住宅に注目が集まりがちな都心の住宅事情。その一方で、高度経済成長期に建設された建物の老朽化が進み、東京都心部では築年数を経た建物の不動産活用はますます課題となってきています。そのなかで「年を経た建物を空間デザインの刷新で価値を高める」リノベーションが、今、注目を集めています。現在所有の物件のリノベーションや不動産活用をお考えのかた、まずはご検討されているエリアの部門・支店にご相談ください。

掲載中の物件名・プロジェクト名・駅名・社員の所属などの情報は2015年4月現在のものです。