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Vol.9 古いみなとみらいを知る・その2/横浜開港150周年の歴史~開港の歴史と玉楠の木を訪ねて~

古いみなとみらいを知る・その2/横浜開港150周年の歴史~開港の歴史と玉楠の木を訪ねて~

太平の眠りを覚ます4隻の黒船

ペリー提督・横浜上陸の図

『ペリー提督・横浜上陸の図』
(横浜開港資料館蔵)
1854年ペリーは500名の武装水平を率いて横浜
に上陸。右の木が玉楠と言われている。

2009年6月2日、、横浜は開港150周年を迎える。横浜の開港は、1859年7月1日(旧暦安政6年6月2日)にさかのぼる。横浜は、この開港をきっかけに歴史の舞台に登場し、日本を代表する大都市に成長していくことになる。
19世紀、欧米諸国では、蒸気力の発明により産業革命が起こっていた。そして、その波はアジアへも及ぶ。1853年、アメリカ東インド艦隊総司令官長官ペリーの率いる4隻の黒船が、突如、三浦半島浦賀沖に現れる。友好通商、燃料と食料の供給などを求めるフィルモア大統領の国書を持参しての来航であった。これに幕府はあわてふためき、対策もないまま国書を受け取るが、回答を翌年に約束することで一度はペリーを退去させた。
「鎖国」による太平の眠りを打ち破られた幕府は、諸外国の侵略に怯え、沿岸の防備に奔走、国政は混乱を極めた。その一方で、庶民は意外に冷静であったという。黒船の来航から25時間後に見物に行った吉田松陰は、「地元の人も心配はしているようだが、騒いでいる様子はない」と、日記に記している。
小舟を漕いで黒船のそばへ行き、乗員との物々交換をしようとしたり、外国人相手に商売を始める者もいたようで、後に幕府が黒船の『見物禁止令』を発布するほど見物人があとを立たなかったようだ。歴史に名を遺した、土佐の坂本竜馬、長州の桂小五郎、高杉晋作、伊藤博文も小舟を繰り出して黒船見物をしたといわれている。
翌1854年、再びペリー率いるアメリカ艦隊は、今度は軍艦7隻を率いて来航し、強硬に条約の締結を迫った。威力に屈した幕府は、横浜村(現横浜市)での会見を申し入れる。2月10日(陽暦3月8日)、ペリーは約500人の武装水平を引き連れ横浜に上陸、応接所での会見が行われた。応接所は現在の神奈川県庁のあたりに設置された。会見に臨んだ幕府は、4回の会談と書面による交渉で、3月3日(陽暦3月31日)通商は拒否するものの、それ以外は認め、「日米和親条約」を締結した。これにより200年以上にわたる鎖国は終わり、日本は開国の時を迎えた。

横浜開港までの道のり、小さな漁村から大都市へ

横浜本町

『横浜本町一丁目角三井店ノ前ヨリ
東海道生麦村ヲ遠景並ニ神奈川洲崎
明神ヨリ此本町壱丁目岸迄渡船有』
(横浜開港資料館蔵)
開港直後の横浜のにぎわいが伝わる

日本の開国に成功したアメリカは、次に港を開き貿易を行うためにアメリカ総領事ハリスを派遣し、「日米修好通商条約」の締結を強く求めた。1858年6月、大老井伊直弼は交渉の末、「日米修好通商条約」に調印する。この条約により神奈川、長崎、新潟、兵庫の開港が約束された。お気づきだろうか、修好条約では開港場は「横浜」ではなく「神奈川(現在の横浜市神奈川区神奈川本町付近)」であった。東海道筋の宿場町であった神奈川では外国人と日本人との紛争が起こると懸念した幕府が、勝手に神奈川湊の対岸にある横浜村に港場を変更してしまったのである。これに諸外国は憤慨し、条約通りの神奈川開港を迫った。しかし幕府は、横浜港の整備を進め、外国人居留地を作って外国商館を誘致した。横浜港は水深が深く大型船の碇泊地として優れている良港であることも手伝い、最終的に諸外国は横浜の開港を認めた。
開港当初の横浜は、戸数が100軒にも満たなかった半農半漁の小さな村であった。そのため貿易の見通しが立たず、港湾や都市整備も貧弱であったが、次第に各地から商人が集まりはじめた。また、外国人居留地では、外国商人と横浜商人の取引が盛んに行われるようになり、横浜は開港から1年ほどで、人々が行き交う活気あふれる街へと変貌を遂げた。これ以降、横浜は海外との窓口として国内外から技術・文化・人が集まり、大きく発展していくことになる。

横浜の歴史を見守り続ける玉楠の木を訪ねて

横浜名所絵

『横浜名所絵』(横浜開港資料館蔵)
大正5年発行の絵葉書に描かれた玉楠

日本を大きく揺るがせたペリー来航の時から現代まで、横浜を見守ってきた木がある。横浜開港資料館の中庭にあるタブノキ、通称「玉楠」と呼ばれる木だ。
玉楠は、江戸時代、横浜が小さな農漁村であったころから存在していた。1854年ペリーの艦隊に随行してきた画家ハイネが描いた「横浜上陸」の図に描かれている木は、玉楠だと言われている。しかし、1866(慶応2)年の大火によって、玉楠は樹形が変わるほど焼けてしまう。玉楠があった水神の森周辺は、領事館用地に指定されており、被害をうけた玉楠はイギリス領事館の庭で奇跡的に新たな芽をふいた。
その後、明治、大正を経て横浜を代表する名木に成長していく。大正5年発行の絵葉書『横浜名所絵』にも「開港の当時ペルリ提督初めて上陸せしハ此玉楠の下なり、今は英国領事館 構内にあり、横浜市の記念名木として市の保存に係る、数百年を経たる大樹なり」と記されている。

横浜開港博物館の中庭にある現在の玉楠

横浜開港博物館の中庭にある現在の玉楠

1923(大正12)年9月1日の関東大震災で、玉楠は再び大きな被害をうけるが、根から出た新芽が成長を見せ、玉楠は昭和6年(1931年)新築された英国領事館正面(現在の地)へ移植された。 こうして、二度の大きな被害をくぐり抜けた玉楠は、1981(昭和56)年日米和親条約締結の地に開館した横浜開港資料館の中庭で、横浜の歴史の生き証人として今日も横浜の歴史を見つめている。参考サイト:横浜開港資料館サイト

150年分の横浜を楽しむ歴史と未来の大博覧会

150年分の横浜を楽しむ歴史と未来の大博覧会

開港から150年目の年を迎える2009年。横浜では未来への「出港」をテーマに、その歴史や魅力が満載の大博覧会「開国博Y150」が開催される。メイン会場となるのは、みなとみらい地区を中心とした「ベイサイドエリア」。そして食やファッションなどの人気スポットが立ち並ぶ横浜駅周辺から山下・山手地区の「マザーポートエリア」、自然豊かなズーラシア近隣に広がる「ヒルサイドエリア」。「海」「街」「自然」が生きる3つのエリアで横浜の魅力・歴史・未来を凝縮した祭典が繰り広げられる注目のイベントだ。
横浜に大きな発展をもたらした開港をみんなで楽しみながら祝おう。

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