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ここ数年、横浜から湘南エリアにかけての人気が上昇し続けています。不動産ポータルSUUMOの「住みたい街ランキング」では2021年までの4年間、横浜がトップになっていますし、上位には鎌倉、桜木町、藤沢などもランクイン。住みたい自治体で見ても鎌倉市、横浜市中区、同西区などが上がってきています。
この人気の背景には何があるのか、20年以上に渡って横浜の変化を見守ってきたケン・コーポレーション横浜支店の担当者に伺いました。
-横浜から湘南にかけてのエリアで住まいを探す人が増えていると聞きました。その動きはいつ頃からのものでしょう。
上原 弊社が横浜に支店を構えて以来この20年余、横浜は年々変わってきており、コンスタントに人気を集めてきましたが、特に強く変化を実感したのは2020年2月に竣工した「ザ・タワー横浜北仲」です。販売を開始したのは2017年11月からですが、坪単価は平均で420万円ほど。上層階のプレミアム住戸はそれ以上に高く、竣工後の取引事例では700~800万円というケースもありました。かつての横浜では400万円オーバーでも驚きの声が上がっていたことを考えると隔世の感があります。
竣工以降の値上がりも圧倒的で平均で分譲時の1.4倍。1.5倍以上になっている成約例も少なくなく、もっとも上がった例は1.63倍。横浜では今後も中心部にタワーマンションの建設計画がありますが、それらの価格もそれ以上になっていくかもしれません。
-以前、横浜の歴史についてお伺いさせていただいた折、みなとみらいで最初の物件であるMMタワーズが誕生した頃、2003年前後の坪単価が200万円台だったという話を伺いました。当時は不動産市況のよろしくない時期ではありましたが、それから大きく上昇しているということですね。
上原 その通りです。みなとみらいはすでに住宅の供給が終わっており、しばらく横浜中心部での住宅供給は少なくなっていたのですが、そこに北仲が登場。マーケットの注目を集め、人気に火を点けたといっても良いかもしれません。
-価格が上昇しただけではなく、多様な物件が供給されるようにもなったと聞きました。
小菅 20年前にはハイグレードな賃貸物件は数えるほどでしたが、特にこの10年は物件の多様化が進みました。たとえばみなとみらいには1棟まるごと賃貸のタワーマンションという、東京以外では珍しい物件「パシフィックロイヤルコートみなとみらい」があり、ワンルームから3LDKまでが揃います。一方、山手など高台の住宅地には広大な一戸建ても。
横浜中心部である中区、西区、神奈川区などは外国人居住者も多いため、外国人仕様のスペックが整った物件が少なくありません。広さと住宅の質の両方を求める方に満足いただける物件があるのも横浜の特徴でしょう。
-街の雰囲気も多様です。
小菅 みなとみらい、横浜駅周辺、北仲、元町・中華街に山手、本牧と街ごとに表情が異なりますし、湘南も鎌倉、葉山、秋谷などそれぞれに個性的。どの街に住むか、選ぶ楽しみ、暮らす喜びがあります。
まだ、それほど建物が立て込んでいないこともあり、眺望に恵まれた物件が多いのも特徴のひとつ。みなとみらいや北仲、葉山などであれば海の眺望が楽しめますし、山手の高台は空が広くて開放的。眼下に街の灯を見下ろす風景も圧倒的です。
-一方で利便性も非常に高い街でもありますね。
上原 東京都心部へのアクセスも良く、新幹線や羽田空港利用にも便利ですし、わざわざ東京に行かなくてもほとんどのものは揃います。買い物だけでなく、食事をするにせよ、休みを過ごす、運動するその他生活のほとんどすべてがエリア内で充足できる街です。横浜中心部だけでなく、湘南の、駅から離れた場所にあるレストランですら、わざわざ足を運ぶ人がいるレベルと考えると、生活の質の高さは想像できるはずです。
小菅 都内に近いだけでなく、湘南はもちろん、伊豆や箱根など憩い、遊びの場にも近いのも特徴。横浜市は自然をそのままに残した市民の森といった独自のものも含め、公園が多く、中には動物園なども。大学などの教育機関も多く、子育てという意味でもこのエリアはお勧めです。
-この2年でさらに変化が起きているそうですが……。
上原 コロナ禍で外国人が入国できなくなったため、昨年春以降需要減少を見込んでいたのですが、蓋を開けてみたところ、それほどの減少はなく、逆に去年、今年と過去最高の問い合わせが続いています。3年前からで言えば、2.8倍くらいでしょうか。逆に在庫の数が大きく減っており、人気物件が出ると問い合わせが殺到すると言ってよいほどの状況になっています。
特にニーズが一気に増えたのが湘南エリア。東日本大震災時の津波のイメージが強かったのでしょうか、鎌倉、逗子辺りはこの数年、賃貸、分譲ともにあまり動きがなかったのですが、今は即決します。先日も部屋から海が見える逗子の物件が市場で公開募集をする前に数日で決まりました。セカンドハウス利用、住み替え、テレワーク時のスペースとしてなど使い方はいろいろですが、ステイホームでこれまで忙しかった人に物件探しをする時間ができたこともあるのでしょう、本当に動きが早くなっています。
小菅 テレワークの進展で会社から離れた場所に住んでも良い人が増え、リモートワークのために広さを求める人が増えたと言われますが、まさにその通りの状況が出現し、それにつれて賃料が上昇、分譲物件同様に申し込みが殺到するようになっています。
たとえば先日、分譲賃貸で2000年築、70㎡で海に近い物件が出たのですが、これまでの約2割アップの賃料だったにも関わらず、問い合わせが10件以上集まり、申し込みも3件ありました。
分譲同様、湘南エリアも好調です。3年前は市場に出しても2カ月、3カ月反応がないこともありましたが、今は短期。最近も最寄駅徒歩圏で数十万円の物件が1カ月としないうちに決まりました。
賃料が上がっているとはいえ、それでも東京都心部よりは手頃。都内で30万円、70㎡だとすると、横浜なら90㎡が借りられますし、そこまでの広さが必要なければ家賃を抑えることも。外国人は減りましたが、日本人が増え、3年前を100とすると、今は160~170%と言った状態です。
上原 住宅だけでなく、オフィスビルの売買も堅調です。この2年ほど株価は上がっており、それで利益を出した人たちがキャッシュで5~10億円くらいのビルを購入されています。借入をする場合には厳しく利回りをチェックしますが、現金での購入の場合にはそこまで神経質にならないことも多いため、物件が出ると動きは早いですね。
-今後の動きはどうでしょう。
上原 開発の動きが多数あります。北仲では150m前後の高さのタワーが2棟計画されており、1棟は2027年完成予定で住宅、オフィス、商業施設など。もう1棟は住宅、ホテルなどの用途が計画されており、2025年完成予定と言われています。
また、横浜駅の北側では「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ178.43m)が進んでおり、1階~4階に商業施設、4階に宿泊施設ロビー階、5階に住宅施設ロビー階、6階~12階に宿泊施設、13階~41階が住宅になる計画で、サービスアパートメントの計画も。竣工は2024年の予定です。
もうひとつ、関内駅前でも関内駅前港町地区、旧市庁舎街区で大規模な再開発が予定されており、竣工予定は2029年度と少し先ですが、港町地区ではハイグレードな賃貸レジデンスが予定されています。
小菅 それ以外でもみなとみらいその他で開発の動きがあり、横浜はこの10年でさらに変わります。都心から地方に目を向ける人が増えていると言われる昨今ですが、横浜はネットで得た情報と実際の現地の乖離が少なく、安心して選べる街。広さ、環境、住宅の質のバランスが良く、異なる表情の街がコンパクトに集まっているので、様々な方に選んでいただけると思います。
-幅広い話をありがとうございました。
東京情報堂代表。街選びのプロとして首都圏のほとんどの街を踏破した、住まいと街の解説者。早稲田大学教育学部で地理・歴史を学び、卒業後は東洋経済、ホームプレス、東京人その他の紙、ウェブ媒体で編集者、ライターとして記事、書籍等を手がけており、主な著書に「この街に住んではいけない」(マガジンハウス)、「解決!空き家問題」「東京格差」(ちくま新書)その他著書、かかわった本多数。日本地理学会、日本地形学連合、東京スリバチ学会会員。宅地建物取引士、行政書士有資格者。
掲載中の物件名・プロジェクト名・駅名・社員の所属などの情報は2021年8月現在のものです。