KEN Residential Market Report

Vol.53のご案内

2023年10-12月期の動向

2023年第4四半期(10-12月期)の主要3区は、前期に最高値を付けた賃料は下落したが、高い水準を維持した。第4四半期は例年契約件数が少ない時期であるが、新規供給が追い風となり前年同期やコロナ前の同時期と比較しても契約件数が多かった。今期の新規供給は、再開発、建て替え、また分譲マンションが賃貸化したものなどを含めて、低層で小規模な物件から大規模なタワー型物件まで幅広く、最新の住まい方への提案があるなどの魅力に惹かれて成約が進んだと見ている。価格帯も30-40万円台といった比較的低価格帯のものも含まれていたため、この時期にしては珍しく契約が多くなった。
2023年は既存物件の稼働が高く、賃料も上昇していたため住み替えがしにくい環境ではあったが、ここ数年の中では最も高級賃貸住宅の新規供給が多かったことがマーケットの活性化に寄与した。来期は新規供給による影響が一旦縮小しそうではあるが、法人需要がコロナ前に近い水準まで本格的に回復し、転勤などによる住み替えが進むことを期待したい。

  • 東京都心エリアにおける賃貸住宅マーケットの動きをケン・コーポレーションの賃貸成約データからまとめています。
  • 日本語/英語併記
  • 主要3区の高級賃貸住宅マーケット動向の他、都心エリアの11区について区別にまとめた「区別レポート」と、高級賃貸住宅エリアのエリア別にまとめた「エリア別オプションレポート」がございます。
  • 「区別レポートのみ」または「区別レポート + エリア別オプションレポート」でのご購入が可能です。
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目次

掲載内容 区別レポート エリア別オプションレポート
  1. 1.
    主要3区の高級賃貸住宅マーケット動向
  2. 2.
    区別賃貸住宅マーケット動向
    1. 2-1.
      都区部9区(千代田・港・新宿・文京・品川・目黒・大田・世田谷・渋谷)
    2. 2-2.
      主要3区(港・世田谷・渋谷)
    3. 2-3.
      千代田区
    4. 2-4.
      中央区
    5. 2-5.
      港区
    6. 2-6.
      新宿区
    7. 2-6.
      文京区
    8. 2-6.
      品川区
    9. 2-6.
      目黒区
    10. 2-6.
      大田区
    11. 2-6.
      世田谷
    12. 2-6.
      渋谷区
    13. 2-6.
      杉並区
  1. エリア別賃貸住宅マーケット動向
    1. 1.
      8エリア
    2. 2.
      3Aエリア
    3. 3.
      赤坂・六本木エリア
    4. 4.
      麻布・広尾エリア
    5. 5.
      青山・原宿エリア
    6. 6.
      白金・高輪エリア
    7. 7.
      ベイエリア
    8. 8.
      市ヶ谷・番町エリア
    9. 9.
      松濤・代々木上原エリア
    10. 10.
      世田谷エリア
掲載データ ケン・コーポレーションの一般賃貸
(月額賃料30万円未満かつ専有面積30 坪未満)成約データ
平均賃料・平均面積・平均坪単価(暦年・四半期) 空室率推移(四半期)
  • 空室率は都区部9区・主要3区・港・世田谷・渋谷のみ
  • 空室率は8エリア・3Aエリアのみ
ケン・コーポレーションの高級賃貸
(月額賃料30万円以上または専有面積30坪以上)成約データ
平均賃料・平均面積・平均坪単価(暦年・四半期) 空室率推移(四半期) 新規登録件数(暦年)
  • 空室率は都区部9区・主要3区・港・世田谷・渋谷のみ
  • 空室率は8エリア・3Aエリアのみ
頒価 220,000円(税込・4回分定期購読一括払) -
440,000円(税込・4回分定期購読一括払)
発行時期 2月・5月・8月・11月 年4回発行