テックファーム株式会社

企業サイト

https://www.techfirm.co.jp/
業種 情報通信業
エリア 千代田・新宿・文京エリア
用途 事務所
面積 300坪以上
決め手
  • グレード

社員の感性を刺激し、創造性が発揮されるオフィスを実現

モバイルアプリ開発・システム開発において高い実績とノウハウを持つテックファーム株式会社様(以下、テックファーム様)。iモードが立ち上がったばかりの黎明期から、モバイルを使った企業向けサービスを提供しており、現在はスマートフォンを使ったマーケティングやコマースに関わる業務を多く手掛けています。そんなテックファーム様は主に自社の開発エンジニアや営業の仕事環境を重視したオフィス移転を行ないました。今回は、そのオフィス移転の経緯や今後の展望について、取締役副社長CFOの永守秀章様にお話をうかがいました。

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移転までの経緯:イノベーティブなアイデアを高める環境をつくりたい

当社が移転を決めた理由は3つあります。1つ目は、この2年間でお客さまからの引き合いの件数が2倍となり、エンジニア職を中心に社員を増強した結果、オフィスが手狭になったためです。当社は、他社にはない「付加価値の提案」を競争力としてきた会社です。イノベーティブなサービスを提供し、他社との優位性を保つためには、エンジニアが集中して作業できる、広い空間が必要でした。

2つ目は、これまで別フロアに分かれて業務を行っていたエンジニアと営業を同一フロアにして、コミュニケーションを高めるためです。現在、お客様のニーズは多様化しています。それに対応していくためには、営業が引き出したお客さまのニーズとエンジニアが持つアイデアを結びつけるため、営業とエンジニアとが密に連携する必要がありました。そのために両者を同じフロアに配置する必要があったのです。

3つ目は土地柄です。かつてのオフィスは大久保(ビジネス街とは一線を画したエリア)にありました。ITの最先端企業として、さらに個々が刺激を得られ相互に高めあうというポジティブなスパイラルを生み出す環境が必要と感じましたので、そういう環境に移転し社員のモチベーションを高められれば、と考えていました。

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業者選定のポイント:顧客の将来的な成長まで考えるKENさんの姿勢を信頼

仲介業者にKENさんを選んだのは、「人生のコンシェルジュ」という言葉を実践されていると感じたからです。

今回の移転プロジェクトは、当社にとって一大事。ですから、仲介業者に、たくさんの取引の1つとして対応されたり、物件を紹介後すぐにフェードアウトされたりするのは困ると考えていました。その点、KENさんは不動産だけにとどまらず、経営陣や総務部に関わる問題など、会社全体を考えて様々な提案をしてくれます。また、顧客の成長を考えた長いスパンで当社のことを考えてくれます。こうした会社としての姿勢や営業さんの対応を信頼して、お任せすることにしました。

物件選定のポイント:自然に多種多様なインプットを得られる場所

KENさんから得た多くの資料を検討し、10件以上の内覧を重ね、最終的に見つけた理想的な物件。それが東京オペラシティです。

エンジニア等社員に求められるものの一つに斬新で創造的なアイデアがあります。そうしたアイデアを生み出すためには、刺激のある、クリエイティブな環境に身を置くべきです。文化施設が隣接されており、また様々な国の様々な業種の企業も入居しており、普段触れることのない文化的インプットをはじめ通勤途中で自然に数多くの文化的なインプットを得られます。

感動できるコンテンツ・サービスをお客さまに提供するため、社員にクリエイティブ性を生かせる環境を用意したいと考えていた、当社にぴったりの場所でした。

交渉の際、KENさんは当社と貸主である東京オペラシティの両方が、Win-Winになる条件を探してくれました。この点でも、KENさんを選んで良かったと感じました。当社の要望ばかりを貸主にねじ込んむやり方だと、当社のブランドイメージを損ないます。当社がテナントとして入った後も良好な関係を継続するにはどうしたらいいか、KENさんはそこまで考えて対応してくれました。

新オフィスで実現したこと:クリエイティブな発想を止めない仕掛けを実現

移転して約半年経ちましたが、新オフィスにはとても満足しています。社員も喜んでいますし、来客数も増えました。国内外の有名企業が数多く入居していて、ちょっと背伸びをしたかなという気持ちもありますが、今後成長していくうえで、良い意味でのプレッシャーになっています。

23階という階数も気に入っています。40階、50階では日常から離れすぎて、地に足がつかなくなるかもしれません。23階なら高くて見晴らしが良いけれど、車の音など日常音も聞こえてくる。日常と非日常のベストバランスです。

エントランスは、人工的な印象を与える金属を排除し、温かみがある木の素材で統一しているのも、こだわりです。お客様と向き合う誠実な姿勢という、当社の強みを表現しています。

また、会議室の手前に段差を設けています。これは、会議室を自分たちが培ったアイデアをお客さまに披露する舞台に見立て、打ち合わせの前に気持ちのギアを一段切り替えてもらうための仕掛けです。

ほかにもオフィス内には、ホワイトボードになる間仕切り、移動や分割が簡単なミーティングデスクなど、社員のクリエイティブな発想を止めない仕掛けを至るところに配置しています。個のキャパシティーを高め、それを社員同士でかけ合わせることで、組織として良いものを生み出すための環境を実現しました。

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将来の展望:周囲との共存共栄を目指し、利益を還元する

今後はたとえば、同じ東京オペラシティの他テナント様に、当社から積極的にコンタクトをとり、サービスを積極的に利用しその御会社を知ることで、必要に応じて当社がソリューションを提案さしあげる等のように「東京オペラシティのソーシャル化」を地道ながらサポートしていきたいです。お互いが協力して共存共栄を目指すことで、各テナントや貸主、そして初台の街にも利益を還元できます。誰もが隣近所の顔を知っている、そんな昔ながらのコミュニティーを東京オペラシティで実現させたいです。

もちろんKENさんも、共存共栄のパートナーです。当社からITの専門家として適切なアイデアを提案して、KENさんの事業発展をお手伝いしたいです。逆に、KENさんには今後当社に何か発生したら、また温かく相談に乗っていただきたいと思います。

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KEN担当者コメント

オフィス仲介会社の大半が仲介専業の会社ではありますが、当社はオフィス仲介に限らず、住宅の賃貸仲介・売買仲介、またはグループが所有する国内外のホテルのご紹介を含め、様々な側面でお客様のお力になれると思っております。これからも一人でも多くの「KENファン」を生み出すべく、努力していきたいと思っております。

※掲載中の情報は2014年3月現在のものです。