Interview 先輩社員の声

潜在的なお客様のニーズを引き出し、解決に導く提案を。

渋谷代官山支店 中村 雪乃

2020年入社 経済学部卒
住宅売買営業 / 総合職

人に寄り添う
あたたかさのある会社

学生時代は、体育会アーチェリー部に所属し、まさにアーチェリー漬けの日々でした。4年生の5月に開催される全国大会への出場権を得るためには、3年次の3月に行われる関東リーグで上位5校に入る必要がありました。このため、就活は3年生の12月までには終わらせたいと考えていました。
幸いなことに外資系のコンサルティング会社を中心に選考に臨み、複数の会社から内定をいただくことができました。その後の関東リーグでも好成績を残し、チームの念願だった全国大会の出場権を得ることができたのです。

全てが順調でしたが、ふと、このままでいいのだろうかという思いがよぎります。「もっとチャレンジしてみたいことはなかったのだろうか」と。そんな時に思い浮かんだのが、当時、私の父がお世話になっていたKENの営業担当者でした。その方はとてもスマートな対応とコミュニケーションで父に非常に信頼されており、そんな様子を傍らで見ながら、こんな大人になりたいと憧れを抱いていたのです。
KENの採用選考に参加した際、一次面接で偶然、その営業担当者の上司の方とお話をすることができ、部下の活躍をうれしそうに話してくれました。そんな姿を見てより好感を持ち、人に寄り添うあたたかさのある会社だなと感じました。
最終的には、何かしら突出した武器のある会社に入社したいと考えていたこともあり「高級不動産」「富裕層」「都心」に特化して実績のあるKENを選びました。

お客様の選択肢を増やす
マルチな対応を心がける

入社後の配属が、現在も勤務する渋谷代官山支店でした。最初の半年間、賃貸仲介の業務を経験した後、売買のグループに移って、売買仲介営業を担当するようになりました。賃貸から売買に移った当初は、その違いに戸惑うこともありました。売買案件の場合、大きな買い物になりますから、お客様もより慎重な検討を経てご契約いただく為、ひとつの案件で求められることが多岐にわたります。また、相続や税金等についてもより深く理解する必要があり、関連知識を身につけることも重要でした。

現在、4年目になりますが、マンション・戸建て・土地など、1億円を超える商材を多く担当しています。特に注力しているのは、賃貸・売買どちらの要望もご相談いただける「KENの強み」を最大限活かす動きをすることです。賃貸営業員が担当するオーナー様の物件情報を入手し、必要に応じて売却査定をしてアプローチすることや、賃貸物件を希望されるお客様への案内に同行し、購入という選択肢をご検討いただくこともあります。
また、賃貸物件への入居を考えていらっしゃるお客様の中には、所有されている物件の売却を前提とされることもあります。支店内の他の営業員と、いかに連携を取って提案につなげていくのかを考えて行動しています。もちろん、情報を引き出すばかりではなく、賃貸営業担当の方からの相談や依頼には、迅速に対応することを意識し、心がけています。

無理に背伸びをせず
人として誠実な対応を

最も印象に残っているのは、売買営業になって最初の契約です。同期の賃貸営業員からの紹介案件で、所有するマンションを売却したいと考えるお客様を担当させていただくことになりました。
何もかもが初めての経験でしたので、お客様からの多くのご質問に、きちんとお答えすることができず、お茶を濁すような曖昧な回答をしてしまいました。これに対してお客様のご指摘は「まだ経験の浅いあなたに、全ての質問に即答することは求めていない。でも曖昧に返答することはやめてほしい」というものでした。
お客様に対して誠実であること、正直に真っ直ぐ向き合うことしか、その時の自分にできることはなかったはずなのに、無理に背伸びをして、そこを曲げてしまったら何も残りません。 自分に知識が欠けていると知られてしまうことを恐れたための対応でしたが、大切なのは、「全てを知っていること」ではなく、「お客様にきちんと向き合い、誠実に対応させていただくこと」であり、「最後まで自分の仕事に責任を持つこと」だと学ばせていただきました。

お客様の背景を理解し、
ご要望にふさわしい提案を

KENでは、エグゼクティブ層のお客様にご依頼いただくことが多いのですが、そのようなお客様は不動産取引の経験も豊富で、普段から人の上に立たれているような人格者ばかりです。お客様との何気ない会話の中でも学ぶべき点は多く、お仕事の話やプライベートの過ごし方まで、私にとって非日常の世界を垣間見る機会に恵まれています。
まだまだ多くの経験と知識が必要になりますが、お客様一人ひとりの不動産に対する考え方を学び、その背景を十分に理解することで、お客様にとってプラスアルファの価値を提供できるような提案をしたいと考えていますし、私自身を、つまり中村雪乃を一人の人間として信頼いただき、売買のみならず、賃貸や管理、オフィス等のご要望にワンストップで対応することができる、マルチ営業を目指して努力を重ねていきたいと考えています。

また、KENグループでは、不動産関連事業以外にも、多彩な事業を展開しています。ゆくゆくは、エンターテイメント事業やホテルの新規企画や運営などにも携わり、私自身の中に多くの経験と知識を取り込みながら、成長していきたいです。

人に恵まれた会社

KENは、風通しが良く、働きやすい会社だと思っています。同期はもちろんのこと、先輩と後輩の間でも、上司と部下という関係においても、言いたいことを言い合える関係を築くことができます。
社員一人ひとりには、さまざまな背景があり、考え方も人それぞれ異なるとは思うのですが、こと仕事に向き合う時の熱量や、お客様に対する姿勢に関しては、同じ方向を向いていると感じられます。

みなさんは、KENでどんなことにチャレンジしたいと考えていますか?KENでやりたいことがあって、なりたい自分像を確かに持っているなら、それを積極的に発信してください。
そして、そんな未来の姿に近づくために努力していれば、必ず周囲からのサポートを受けられるはずです。傾聴力があり、何よりも誠実に、前向きに行動しようとする方と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

1日のスケジュールSchedule

  • 8:30出社
  • 8:40レインズ(不動産流通システム)で新規物件のチェック
  • 9:00朝礼(支店全体)/売買担当者のミーティング
  • 9:30お客様へのメール返信・物件紹介・電話対応等
  • 11:00購入を検討されているお客様を
    社用車にて代官山、松濤、恵比寿の物件にご案内
  • 14:00ランチは、ご案内物件の近くにて
    近隣の情報収集も兼ねて
  • 15:00賃貸営業担当者と同行し、お客様が保有する物件現地にて
    物件売却に関する打ち合わせ
  • 17:00商材委員会(商材獲得のためのアプローチについて検討する委員会)
    有効な施策の検討、現状の確認、今後の方針決定
  • 18:00社内業務
    契約書類作成/契約決済やご案内のリマインドメール/業務の進捗確認等
  • 19:00退社
    同期・先輩と食事に

※内容はすべて取材当時のものです