Special スペシャルコンテンツ
入社1年目の新入社員が、座談会形式で実施した飾ることのない本音トーク。
就活中のみなさんにとって最も身近な先輩たちが、どんな想いで社会人生活を送り、
どのような姿勢で仕事と向き合っているのか。そんなリアルな姿を読み解いてください。
※所属部門や内容は取材当時のものです
ケン・コーポレーションとの
出会いは?
- 阿部
- おつかれさまです。本日は、私たち2023年入社の3名による座談会ということなんですが、緊張せず普段通りに、本音で語り合いましょうね。同期とはいえ、それぞれ所属する部署も異なるので、気になること、聞いてみたいことがあれば、自由に質問し合いましょう。それでは、石井くんからKENとの出会いについて聞かせてください。
- 石井
- 僕は、スイスの高校に通い、大学生活はアメリカで過ごしていて。経営学を専攻したのだけれど、特に、人種も文化も違うグローバルなマーケットのなかで、国際的なビジネスが、どのように展開されているのかについて学んでいたんだ。当初は、アメリカで働くということを考えていたけれど、やっぱり日本が好きだし、日本のことをもっと知ってもらいたいと感じていて、英語を使う外国人と関われるような仕事がしたいと思うようになった。
- 阿部
- 就活は、日本に帰ってきてから?
- 石井
- 大学での勉強が忙しすぎて、就活に時間をかけることができなかったんだ。留学経験があることを参加条件とする就職イベントが東京で開催されることを知り、そのタイミングで帰国してイベントに参加し、そこでKENと出会うことになる。阿部さんの学生時代や就活はどうだった?
- 阿部
- まず私は、小学校から大学まで、バスケットボールを続けていたの。その間、陸上や水泳などの大会にも出ていた。
- 顧
- まさに、アスリートだね。その道を極めようとは思わなかったの?
- 阿部
- 大学2年生の冬に、アキレス腱を負傷して、それからは学生コーチとして、プレイヤーをサポートする側にまわったの。コーチは、プレイヤーをいかに伸ばすかを考えなければならないでしょう。選手だった時よりも頭を使ったし、相手のことを考える時間が多かった。そんな経験から、当初は教員を目指そうという想いがあって。でも、教員採用試験に向けた準備をしつつも、同時にスポーツインストラクターや自動車の販売、不動産会社など、民間で働くことも考えていたの。
- 石井
- 教員と不動産会社、結構な距離があると思うけど…。
- 阿部
- 幼い頃から、ポスティングされている間取り図を見るのが好きだった。間取り図を見ながら「ここが私の部屋」と、両親に説明したりしていたの。自分で間取り図を書いたこともあったな、と思い出して、そうだ不動産系もいいなと思うようになったの。
- 顧
- KENとの出会いは?
- 阿部
- 就活をサポートしていただいた方からおすすめしてもらったの。KENの雰囲気がいいらしいと聞いて、受けてみようと思って。
- 顧
- そうなんだね。
- 阿部
- 顧くんの学生生活や就活はどうだったの。
- 顧
- 大学では建築を学んだのだけれど、それは中学時代に数学の先生から、キミは空間認識能力が優れているから建築に進んだ方がいいと言われたのがきっかけだった。そう言われて、あらためて建物を見てみると、かっこいいなと思うようになった。そして、新国立競技場のザハ・ハディッド氏のデザインを見て、僕の進むべき道はこれだと建築分野を目指すようになる。
- 阿部
- その想いは、ブレることはなかったの?
- 顧
- 大学の課題で大量の図面をひくようになると、それ自体がキツイなと感じるようになっていく。それに、僕が魅力を感じていた華やかな建物を設計できるのは、一部の超有名建築家に限られることもわかって、設計をしたいという気持ちが徐々に薄れていったんだ。それでも建物が好きだという、建築に対する根幹の想いは揺らぐことはなかったよ。だから施設開発に携われる不動産ディベロッパーや建物の維持管理に関わる管理会社の仕事に興味があった。でも就活は、大学院に行ってからと決めていたんだ。
- 石井
- 決めていたものの…、何かがあったの?
- 顧
- そう、コロナに感染して、大学院の試験を受けることができなかった。そのために卒業論文と卒業設計を完成させてからの就活となった。建物に関係する仕事ができて、しかもゼネコンではない会社を、就活サイトで調べていて、興味を持ったのがKENだったんだ。
ケン・コーポレーションを
選んだ決め手は?
- 顧
- まず高級不動産を扱っていることに魅力を感じた。さらに詳しく調べてみると、住宅の賃貸や売買、オフィスの仲介に加えて、住宅のコンサルティングやオフィスビルなどの開発、音楽専用アリーナの開発と運営も行っている。この会社の、事業展開の広さに魅力を感じたんだ。
- 阿部
- 私は、東京で不動産会社に入って働くのか、地元に帰って好きなクルマの販売に従事するのか、その二択で迷っていました。最終的には、東京の早い流れに乗りたいなと考えて、不動産業を選びました。
- 石井
- 不動産会社の中でも、KENを選んだのは?
- 阿部
- KENには、他の会社にはない魅力があった。高級住宅を扱っていること、相手にするお客様もエグゼクティブ層であることなど、他の会社では味わえない経験ができると思った。決め手になったのは、KENで働いている人たちの雰囲気かな。私自身、これまで楽しく過ごしてこれたのは、まわりにいる人たちのおかげだと思っていたので、雰囲気重視で決めました。入ってみて思うのは、やっぱり人がいいこと。あったかいですし、困ったら助けてくれる。そして、他社では味わえない経験ができているので、いい会社だなと思っています。
- 石井
- 説明会で魅力的だなと思ったのは、新卒でも大臣クラスのお客様と関わる機会があるという話を聞けたことかな。KENはもともと、外国人向けの高級住宅の仲介サービスを起源とする会社で、その点でも、外国人に日本のことを知ってもらいたいという僕の想いを叶えることができる会社だと感じられたんだ。
- 阿部
- 日本を知ってもらいたい?
- 石井
- そう、たとえば、外国人と話していると「ソニーって、アメリカの会社でしょ」と言われたり、日本のことを理解してもらえていないと感じる機会が多かった。悔しくて、せめて日本に来ている外国人には、日本のことを理解してもらうことが大事かなと思っていた。
現在、担当している仕事について
- 阿部
- 国内部では、お問い合わせいただいたお客様に対して、都心エリアの高級賃貸住宅をご案内して、契約から入居後のサポートまでを担当しています。でもね、私の初契約は売買だったの。担当したお客様のご要望をお聞きすると、お客様が所有する物件を売却して、賃貸住宅に入居したいということで、住宅営業部に紹介して、売却を決めていただきました。賃貸も売買もどちらのご要望にも対応できる、KENならではの案件だったな。
- 石井
- 私が所属するのが、その住宅営業部ですが、不動産の売買を担当する部署になります。エグゼクティブ層のお客様が保有する不動産を売却したり、不動産を購入したいというお客様のご要望をサポートする仕事。ホームページなどを見てお問い合わせいただくお客様のご要望をお聞きして、物件をご案内したり、売却のご相談に対応する。現在は、そんなお客様のニーズを掘り出すことに注力しているところかな。
- 顧
- 企画部では、いろんなことをやっているけれど、その根幹にあるのは、営業担当のみなさんがお客様に紹介しやすい、お客様に求められる物件をつくり出すというミッションで、揺らいではいけない部分だと思ってる。エグゼクティブ層のお客様に選ばれるユニークな物件をつくり続ける。そのための基礎となるのが立地条件を精査して、マーケットの動きを把握すること。現在は、このマーケットレポートを作成し、提案するという仕事を担当しています。
- 阿部
- 確かに、KENの企画物件は「KENによる企画だな」と思える特徴のある物件が多いね。お客様をご案内していても、お客様が好まれるデザインや間取りなど、細かなところまで目が行き届いている印象があるな。
- 顧
- 入居されるお客様のニーズも変化していくから、マーケット分析は重要なんだ。でも、分析して資料を作成するのと、これを発表して提案するのは別物で、プレゼン能力の大切さを思い知ることがあった。この立地で、マンションを建設したいというディベロッパーの担当者に、作成した資料を見せながら説明したんだけど、質問さえ出てこない。つまり全く理解されていなかったんだね。
- 石井
- 僕も、自分の至らなさを感じることは多い。英語が話せるということで、外国人のお客様への対応を任されることが多いのだけど、不動産の知識が欠けているために、お客様の質問に対して、何をどう説明したらいいのかわからないということも…。お客様との出会いを通じて、自分に足りないものは何かに気づくことができるので、そこを補いながら自らの成長につなげていきたいと思ってる。
- 阿部
- 私は、昔っから「未読魔」と呼ばれるくらい、メールやLINEの返信が遅くて、物件紹介のメールを作成するのにも時間がかかってる。お客様からどうなっていますか?と聞かれるようじゃ、お客様は離れてしまうので、スピードある対応を心がけるようにしています。
その先の将来を見据えて
- 石井
- 当面の目標は、月次の目標を達成して、表彰をされることかな。そのためには、自分に足りないものを補いながら、何の不自由もなく営業できるように勉強を続けることが大事。とにかく、できることからやっていく。
- 阿部
- 売上目標については、継続的に達成できるようにしたいな。そのためには、日常レベルで業務の質を上げていけるようになりたい。そして、契約をさせていただいたお客様が、数年後に戻ってこられて、また阿部さんにお願いしたいと言われる営業担当になることが目標です。
- 顧
- まずは5年、与えられた課題をクリアすることに力を尽くす。企画部はプロジェクトが完成するまでが長いので、その最初から最後までを一人でできるようになることが目標です。そして、住宅に限らず、大規模再開発など新しくものをつくり出すことに携わってみたいと思う。建築の知識は多少あるけれど、それ以外は、知識も能力もまだまだなので、じっくり学んで、一歩一歩着実に成長していきたいです。
就活生に向けたメッセージを
- 石井
- 僕自身の就活を振り返ると、自分がやりたいことを考え過ぎて、一つに絞りきれなくなってしまうことがあったと思います。少しでも興味があるならば、企業説明会に参加してみる。そこでその会社の雰囲気を感じて。自分に合っていると感じたら、さらに深掘りしてみる。興味の持てるものをたくさん見つけて、そのなかからやりたいことを見つけていくことをおすすめします。
- 阿部
- 私からは社会人になるにあたってのアドバイスを。ちょっと厳しいことを言うようだけど、「覚悟」を持つことも大事だと思います。どんな仕事もそうですが、自分でモチベーションを保って、何事も前向きに捉えることができなければ、続いてはいかないから。憧れだけじゃなく、ある程度厳しい状況も想定して社会人生活に臨めば、それが保険となって、明るい未来が待っていると思うからです。
- 顧
- サイトの口コミなどを鵜呑みにして、それに振り回されないようにしてください。まずは自分で調べて、自分の目で見て、考えて選ぶべきだと思う。会社の雰囲気や人の良さなど、会社選びの基準はいろいろとあるけれど、自分はここで働きたいと思える会社を探しにいくことが大切だと思います。そしてKENには、自身の意見を能動的に自ら発信できる人に来てほしいと思います。
- 阿部
- KENには、若手の意見を聞き、それを受け入れる土壌があるからよね。それでは、就活生のみなさん、自分の軸を確かに持って、楽しんで活動してください。そして、KENでお会いできる日を楽しみにしています。
※内容はすべて取材当時のものです