Interview 先輩社員の声

何がしたいのかと、
自分に問いかける

前職は、コンサルティング会社でシステムコンサルタントと呼ばれる仕事をしていました。例えば、2つの会社が統合するタイミングで、両社の基幹システムを一本化するプロジェクトのテスト段階から入って、立ち上げから運用までを見ていくような仕事でした。システムが稼働しはじめると、バグや不具合が生じた際に、クライアントの業務が終了する深夜から作業を開始し、その原因を探り出さなければなりません。翌朝からは、これを報告書にまとめる仕事があるため、まさに不眠不休の日々が続きました。
そんな中、入社2年半の段階でチームのサブリーダーを務めることになりました。会計システムに関する多くのエキスパートたちを率いてプロジェクトを取りまとめる役割をこのまま担い続けるには、私自身もシステムについてより深く学ばなければなりません。しかし私は、システムに関してあまり興味を持てず、「私はいったい何に興味があるのだろう？」と改めて考えはじめ、それが転職のきっかけとなりました。

最初の就活を振り返ると、研究に専念したいがために、早期選考を行う外資系のコンサルティング会社だけをターゲットとし、最初の内定をいただけた段階で就活を終えていました。自分が何に向いているのか、何をやっていきたいのかを考えていなかったのです。
のちに転職を考えた際に改めてこの点について深く考えたとき、「不動産」と「営業」という単語が浮上してきました。家族が、不動産オーナー業を行っていたため、不動産に触れる機会も多く、関心がありました。また、私をよく知る友人からは、人と接する仕事のほうが向いていると言われ、KENを知る知人にも、高級不動産を扱う会社として、その魅力を教示していただきました。
決め手になったのは、面談の際にお会いした、人として尊敬できる方々の存在でした。採用担当者をはじめ部長や役員など、お会いしたすべての方が、機械的な対応ではなく、真っ直ぐに私を見てくれました。この会社なら、入社後も、きちんと向き合っていただけるだろうと、入社を決めました。